私が代表を務めるファーストエレメントは、昨日、WordPress用の絞り込み検索プラグイン「FE Advanced Search」の新しいバージョン、1.3をリリースしました。昨年9月のversion 1.2.4以来、8ヶ月ぶりです。
今回は以下のような内容で、今まで寄せられたご要望を中心に、不具合だけでなくいろいろと機能が満載となりました。業務でWordPressをポータルサイト等に活用されている皆さんは、ぜひこの機会に導入をご検討ください。ちなみに、当社Facebookページで「いいね!」クリックしていただくと割引になります→ ファーストエレメントのFacebookページ »
今回のアップデート内容:
- 検索結果のソート(並べ替え)機能を実装。
- 検索結果の初期の並び順の設定機能を実装。
- 検索対象(投稿/ページ/カスタムポスト/等)の設定機能を実装。
- Sticky Posts(先頭に固定表示した記事)を検索対象に含む/含まない設定が可能に。
- 初期設定カテゴリの設定機能を実装(ポータルサイト等で、他のカテゴリの記事を取得しないように)。
- 各条件毎の記事数を検索フォーム内(ドロップダウン等)に表示可能に。
- 検索条件が未指定の場合の動作(0件、または全件表示)の設定機能を実装。
- カスタムフィールド検索時にドロップダウン形式以外にも対応。
- カテゴリ検索時、階層を設定可能(子カテゴリ以下も表示/検索可能)に。
- カテゴリ検索時、除外/非表示にするカテゴリIDを設定可能に。
- カテゴリ検索時、登録件数が0件のカテゴリを表示しない設定を可能に。
- カテゴリ検索時の不具合の改善。
- タグ検索時の不具合の改善。
- キーワード検索時の、検索対象の設定機能を実装(タイトル/本文/抜粋/コメント/他)。
- 設定ページ内、プレビューに「フォーム外観」のCSSを反映可能に。
- 設定ページ内、項目の並び順の自動連番を改善。
- 設定ページ内、各フォームに名称設定可能に。
- 設定ページのデザイン/機能をよりWordPress標準に近いかたちに。
画面イメージ:
CMSとしてWordPressを活用する時、いかに情報の登録(インプット)が簡単であるか、と同時に、登録した内容をいかに活用できるか(アウトプット)も考えないと、システムとしては不十分です。
そのアウトプットの改善方法の1つが検索機能の充実でしょう。たしかに、キーワード検索で十分な場面もありますが、各種ポータルサイト、求人サイト、不動産サイト、商品検索、等、検索機能の充実がユーザーエクスペリエンスにかかわるサイトもあります。
そんなサイトを制作することになった場合は、この「FE Advanced Search」…長ったらしくてスミマセン…えふいーあどばんすどさーち。を、ぜひご用命くださいませ!
ところで…
無料の検索プラグイン、開発中です。
WordPressは元々、query_posts、WP_Query等のテンプレートタグ/関数でも簡易的な絞り込み検索はできたのですが、WordPress 3.1 からはAdvanced Taxonomy Queries というような呼び方で、かなり絞り込み検索が柔軟にできるような機能が内部的には備わりました。
これを誰でもより簡単に使えるよう…具体的には検索フォームやソートメニューが簡単に作れるようなプラグインを作ろうと思って試作しています。既にあるかもしれませんが。
「FE Advanced Search」は有料です。普通、WordPressのプラグインは(ソフトウェア自体は)無料で提供されるものが多いので、がっかりされる or 驚かれる方も多いでしょう。。。
しかしこちらのプラグインは、プログラマの手を借りず、私宮澤が自力でつくっておりますので(!)無料で提供させていただく予定です(ちなみにFE…は内部的にはAdvanced Taxonomy Queriesはまったく使わず独自仕様です)。
Advanced Taxonomy Queriesをよく理解するための”習作”としてのスタートとなるので、どのように進むかわかりませんが、ご期待の声が多ければそれなりにがんばりたいと思います。